自然の樹形を活かす
日本には、はっきりとした四季があり、その変化はお庭の楽しみの一つです。
なかでも落葉樹は、葉をすべて落とした冬の姿から、春の芽吹き、花、新緑、
夏の緑陰、秋の紅葉と姿を変え、季節ごとの庭の印象を鮮やかに演出します。
お手入れニワキュウでは、野山の自然樹をお手本に「透かす」剪定を心がけています。
いかにも「切りました!」というものではなく、スッキリとしながら自然な仕上がりを理想としています。
樹木の種類 花 実物に適した時期に合わせた剪定
剪定には、それぞれふさわしい時期があります。
その樹木に適した時期に剪定する事で、毎年花や実を付けやすくやります。
基本的な剪定時期は・・・
・3月下旬~4月上旬の新芽が出る前。
・5月中旬~6月下旬の新芽が展開し終わって、花が咲き終わった時期。
・9月中旬~10月上旬の寒さがくる前。
・11月~3月の落葉樹の冬期剪定。
下草やグランドカラーのメンテナンスと補充
株元に咲き乱れる下草も魅力のひとつです。
特に花の季節が来るたびに開花する宿根草は、季節感豊かな心地よい庭づくりに欠かせないものです。
お手入れニワキュウでは、下草のメンテナンスとして、枯れてしまった部分の補充、植替えなどもいたします。
芝生の庭づくり
青々とした芝生のじゅうたんの上で、読書をしたり、寝転がったり、バーベキューをしたり・・・
そんな生活に憧れる人は少なくないはずです。
それは必ずしも広々とした芝生でのことに限りません。
小さいスペースでも、自分の持つライフスタイルに合えば、豊かさと安らぎを感じます。
和洋問わず、自然と馴染むのも芝生の魅力のひとつです。
芝生の年間お手入れ(高麗芝の場合)
1、2月 冬雑草の除草
3月 エアレーション、目砂、除草、施肥
4月 芝刈り、エアレーション、目土、除草剤散布、施肥、殺菌剤散布
5月 芝刈り、除草、施肥
6月 芝刈り、殺菌剤散布
7月 芝刈り、除草剤散布、施肥、殺虫剤散布(発生状況による)
8月 芝刈り、除草剤散布、殺虫剤散布(発生状況による)
9、10月 芝刈り、除草剤散布、殺虫剤散布(発生状況による)
施肥、殺菌剤散布
11月 芝刈り、施肥、殺菌剤散布
12月 冬雑草の除草
日々のお手入れを頑張れば、芝生に愛着がわいて、休日の楽しみとなることでしょう。
苔庭の管理
苔庭の管理のポイントとして、乾湿、日照、温度の3つの条件があげられます。
苔の生育は空気中の水分に大きく左右されます。適度な水分を保つことが重要です。
日照条件は木漏れ日程度の光量が最適です。
西日が当たるような場所であれば、ヨシズなどを設けて日よけをしましょう。
温度の条件は極端な高温や低温でなければ問題はありませんが、湿度との関係で起こる蒸れは苔を枯らしてしまうので注意が必要です。
夏場の日中の水やりは厳禁です。
苔の種類
苔の性質はさまざまです。
杉苔やスナゴケなどの日当たりを好むもの、ハイゴケやカモジ苔などの半日陰~日陰を好むもの、湿潤な環境を好むもの、乾燥を好むもの・・・。
それぞれの環境に合った場所で楽しむのが基本です。
育ちが悪い場合は、環境に合ってない可能性があります。
その場所に合った苔に張り替えるか、蒔き苔をするなどの対処が必要です。